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姫 始高木智第二句集
内容紹介現代俳句協会員である高木智の第一句集『ベレー』(平成元年、海青社刊)
に続く第二句集。平成元年以後、現在までの約400句を収む。集名の「姫始」は、毎年1句を収めていることによる。
主要目次その10句を見ただけでも、著者の経移を知るに足るといえよう。 姫始水平線は空にあり (平成1年) 姫始子無きは猫を鎹に (平成2年) 偕老は赤児の如き姫始 (平成3年) 姫始四角四面の京住ひ (平成4年) 姫始色は匂へど宙の舞 (平成5年) 笑ふとは和むことにて姫始 (平成6年) 姫始親しき仲に礼儀あり (平成7年) 姫始還暦といふ年の来て (平成8年) 錦絵の秘画彷彿と姫始 (平成9年) 孫去りし静けさにあり姫始 (平成10年) 図書館司書としての経歴を踏む著者は装丁にも造詣が深い。 第一句集『ベレー』は和装袋綴じ、第二句集の『姫始』は経折り本仕立てである。
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