|
|
|
|
木の考古学
出土木製品用材データベース CD-ROM付
日本各地で刊行された遺跡調査報告書約4500点からの木製品樹種同定データ約22万件を集積した世界最大級の出土木製品用材DB。各地の用材傾向の論考、研究史、樹種同定・保存処理に関する概説等も収録。CDには専用検索ソフト付。
森林技術,No.851 2013年2月号 雑誌「森林技術」(日本森林技術協会発行)の本の紹介欄に掲載されました!
Ⅰ 人類の資源としての木材
1 章 樹木の歴史 (伊東隆夫)
2 章 樹木の成長と木材の性質 (伊東隆夫)
3 章 データベースに出てくる樹木の種類 (伊東隆夫)
Ⅱ 遺跡出土木製品の樹種同定と保存処理
4 章 出土木製品の樹種同定 (伊東隆夫)
5 章 出土木製品の保存科学――保存処理法の選択と保存環境の改善 (中川正人)
Ⅲ 日本列島の森林植生と木材利用
6 章 縄文時代における森林植生の復元と木材資源利用 (能城修一)
7 章 木材利用の民俗植物学――昭和 30 年代以前の屋久島・宮之浦集落を例として (湯本貴和)
8 章 出土木製品利用樹種の時代的変遷 (鈴木三男)
Ⅳ 遺跡出土木材の製品研究の展開
9 章 木質遺物研究史 (山田昌久)
Ⅴ 遺跡出土木製品の種類と地域性
10 章 総 説 ―― 木材を使用した製品の豊富な種類 (山田昌久)
11 章 北 海 道 (田口 尚・三浦正人)
12 章 東 北 ―― 青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県 (荒井 格)
13 章 北関東・甲信―― 茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県 (高橋 敦)
14 章 南 関 東(1)―― 神奈川県・千葉県・東京都・埼玉県(古代以前) (大谷弘幸)
15 章 南 関 東(2)―― 神奈川県・千葉県・東京都・埼玉県(中世以降) (鈴木伸哉・三浦 恵)
16 章 東海・中部 ―― 三重県・岐阜県・愛知県・静岡県 (樋上 昇)
17 章 中部日本海側 ―― 福井県・石川県・富山県・新潟県 (久田正弘)
18 章 北 近 畿 ―― 京都府・兵庫県・滋賀県 (阿刀弘史・藤田 淳)
19 章 南 近 畿(1)―― 大阪府・和歌山県 (黒須亜希子)
20 章 南 近 畿(2)―― 奈良県(古代以前) (鈴木裕明)
21 章 南 近 畿(3)―― 奈良県(古代以降) (木沢直子)
22 章 中 国(1)―― 岡山県・広島県・山口県 (扇崎 由)
23 章 中 国(2)―― 鳥取県・島根県 (中川 寧)
24 章 四 国 ―― 徳島県・香川県・愛媛県・高知県 (山下平重)
25 章 九州・沖縄(1)―― 古代以前 (山口譲治)
26 章 九州・沖縄(2)―― 中・近世 (佐藤浩司)
27 章 沖縄の木材利用 (高橋 敦)
Ⅵ 木工技術と木材・製品の流通
28 章 木工技術と森林利用 (山田昌久)
29 章 製材技術と木材利用 (村上由美子)
30 章 木材の加工技術の特徴 ―― 加工動作への着目 (桃井宏和)
31 章 木製品の流通と社会階層 (樋上 昇)
Ⅶ 正倉院宝物の木・竹製品
32 章 正倉院宝物の木材樹種同定・竹材調査 (成瀬正和)
Ⅷ 出土木製品用材データベースおよび関連データベース
33 章 出土木製品用材データベースの構成と分類表
日本列島出土木製品分類表
日本列島出土木製品分類表 「参考図」
34 章 その他の関連データベースについて (伊東隆夫)
1. 『木材ノ工藝的利用』 における樹種と用途
2. 現存寺院建築用材の樹種
3. 仏像用材の樹種
4. 重文指定民家用材の樹種
付録 CD-ROMとデータベース検索ソフトについて
索 引
|