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観光地経営人材育成ハンドブック・理論編
観光地を経営するためにまず理解すべきこと
| 刊行:2024年5月 定価 1,980(本体1,800円+税)円 ISBN9784860994273(4860994272)/C0063 |
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刊行:2024年3月
無期限版:1,980(本体1,800円+税)円
1-yearアクセス*:990(本体900円+税)円
*差額支払いで無期限版へ切替可能
ISBN9784860997533/C0863
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本書は、観光庁の『ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン』に対応して、リカレント教育(社会人の学び直し)を前提に、観光地全体の経営、地域づくりを担う「観光地経営人材」の育成を目的に構成した。
第1章 地域における観光の役割と効果
なぜ観光なのか
1-1 少子高齢化と観光の関係
1-2 成長概念の変化
1-3 関係人口
1-4 観光の位置づけ
第2章 観光地経営人材育成の必要性
観光産業人材と観光地経営人材
2-1 観光の組織化
2-2 観光地域づくり法人
2-3 観光地の資金環流
2-4 お客様は「観光客」?
第3章 地域課題と観光
観光コンテンツを考える視点
3-1 時勢、流行を考えた観光
3-2 地域特性を利用した観光
3-3 地域課題を解消する観光
3-4 アイデアによる観光の創出
第4章 観光地経営戦略の基礎的理解
戦略論
4-1 規範的な戦略を提示するスクール
4-2 “視点”から捉える戦略的思考
4-3 カルチャーの変革 旧態から新態へ
4-4 コンフィギュレーション・スクールの提案
第5章 インバウンド旅行者の増加
観光の位置づけ
5-1 インバウンド旅行客の推移
5-2 観光の経済効果
5-3 地域間の差異
5-4 COVID-19のパンデミックによる影響
第6章 持続可能な観光
観光地経営戦略の基盤となる観光の持続可能性
6-1 SDGsの捉え方
6-2 SDGsに示された観光の位置づけ
6-3 GSTC-Dの内容
6-4 GSTC-DとJSTS-Dとの関係
第7章 観光形態の多様化
一般化と多様化
7-1 世代交代による観光の多様化
7-2 旅行者ニーズの具現化
7-3 観光サービスの多様化による経済の変化
7-4 価値創出による観光の多様化
第8章 観光行政
観光振興における行政の役割
8-1 国土政策
8-2 総合計画
8-3 総合戦略
8-4 デジタル田園都市国家構想
第9章 観光関連法規
観光関連法規の分類
9-1 観光立国推進基本法
9-2 総合保養地域整備法
9-3 観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律
9-4 その他の観光関連法規
第10章 マーケティング・ミックス
マーケティングの考え方
10-1 4Pマーケティング
10-2 4Cマーケティング
10-3 共生のマーケティング・ミックス
10-4 マーケティングの進化
第11章 マーケティング分析
学生の自己分析と企業の自社分析
11-1 方向性
11-2 内部環境分析
11-3 外部環境分析
11-4 統合的分析
第12章 プレイス・マーケティング
観光地で売るものと観光地が売るもの
12-1 Placeという概念
12-2 観光産業のバリュー・チェーン
12-3 戦略的マーケット・プランニング・プロセス
12-4 観光地のプレイス・マーケティングにおけるマーケター
第13章 プレイス・プロモーション
地域一丸の意味
13-1 プレイス・プロモーションの「ファネル効果」
13-2 デスティネーション・キャンペーンの意義
13-3 フィルム・コミッションの活動
13-4 プレイス・ブランディング
第14章 観光イノベーション
イノベーション
14-1 観光イノベーションの実践
14-2 八戸あさぐる
14-3 顧客関係管理(CRM:Customer Relationship Management)
14-4 民間事業者の取組
第15章 観光DX
観光DXの狙いと課題
15-1 旅行者の利便性向上と周遊促進
15-2 観光産業の生産性向上
15-3 観光地経営の高度化
15-4 観光デジタル人材の育成と活用
山 田 浩 久(やまだ ひろひさ)
1964年兵庫県生まれ。1994年東北大学大学院理学研究科博士課程後期単位取得退学、1997年博士(理)取得。山形大学人文社会科学部教授。専門は、都市計画、都市地理学。都市計画、地理学、地誌学、観光学等を担当。主な著書に、『地価変動のダイナミズム』(単著,大明堂,1999年)、『地域連携活動の実践―大学から発信する地方創生―』(編著,海青社,2019年)、『地図でみる山形―市街地に刻まれた出羽の歴史―』(編著,海青社,2021年)。
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