|
|
|
|
ソラ猫のそらごと
| 刊行:2024年3月 定価 1,650(本体1,500円+税)円/240g ISBN9784860994259(4860994256)/C0092 |
|
刊行:2024年3月
無期限版:1,650(本体1,500円+税)円
1-yearアクセス*:825(本体750円+税)円
*差額支払いで無期限版へ切替可能
ISBN9784860997540/C0892
|
大の猫好きな歴史学者が、日々、自然にあふれる感情を詩集にしました。ありのままの自分を受け入れる、飾らない作者の詩は疲れた心に寄り添い、またぼちぼち頑張ろうという気持ちになれます。
春の味
私は今
地球が笑うまで
夏の太陽と雲と少女
セミたちと私の生命
笑い銀行
宇宙のおだかやさ
大きな入道雲の坊や
セミの絶叫する夏
雨の中のカラス
光にあふれた世界
三六五人の私
心の波
光合成のすすめ
小さな自分と地平線
誰もえらくなくて
オレンジ色のコスモス
時の風の中で
細胞は無我夢中だ
いつも いつも
ちょっと先には
輝く秋の…
軸を持て
一本の木のように
そこには何もなくて
宝の山
満月の笑顔
風のように
小さな丸い世界で
夢と希望とパラソル
鈴木康子(すずき やすこ)
東京都生まれ。1989年中央大学大学院文学研究科博士課程単位取得修了。博士(史学)。花園大学文学部教授。主な著書は、『近世日蘭貿易史の研究』(思文閣出版、2004)、『長崎奉行の研究』(思文閣出版、2007)、『長崎奉行』(筑摩書房、2012)他、エッセイとして『ヤマネコ 山にのぼる』(文芸社、2005)、『山猫先生 オランダへゆく』(幻冬舎、2016)など多数。
|