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あて材の科学
樹木の重力応答と生存戦略
| 定価 4,180(本体3,800円+税)円/539g ISBN9784860992613(486099261X)/C3061 |
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※eStoreで販売
3,762(本体3,420+税)円
ISBN9784860999438/C3861 |
巨樹・巨木は私たちに畏敬の念を抱かせる。樹木はなぜ、巨大な姿を維持できるのか?「あて材」はその不思議を解く鍵なのです。本書では、その形成過程、組織•構造、特性などについて、最新の研究成果を踏まえてわかりやすく解説。
序章 木材性質とあて材
0.1 木材の形成と構造
0.2 木材の化学的性質
0.3 木材の物理的性質
0.4 あて材
第1章 あて材の組織と構造
1.1 圧縮あて材
1.2 広葉樹のあて材
1.3 正常材とあて材との間の移行に伴う構造変化
第2章 あて材の形成と成分分布
2.1 あて材の化学成分
2.2 圧縮あて材の形成と成分分布
2.3 引張あて材の形成と成分分布
第3章 あて材形成の分子生物学
3.1 植物の進化と化学成分
3.2 あて材細胞分化の分子生物学
第4章 あて材形成と成長応力
4.1 成長応力と残留応力
4.2 圧縮あて材と成長応力
4.3 引張あて材と成長応力
4.4 あて材形成による樹形のコントロール
4.5 植林早生樹木の成長応力
第5章 あて材形成と植物ホルモン
5.1 植物ホルモンと木部形成
5.2 オーキシン
5.3 ジベレリン
5.4 エチレン
第6章 あて材の材質特性
6.1 物理的性質
6.2 あて材の力学的性質
6.3 あて材の加工上の問題点
6.4 化学的利用上の問題点
索 引
《監修者》
*吉澤 伸夫 (YOSHIZAWA, Nobuo) 宇都宮大学名誉教授 (故人)
《編集者*・執筆者》
相蘇 春菜 (AISO, Haruna) 宇都宮大学農学部森林科学科 日本学術振興会特別研究員
飯塚 和也 (IIZUKA, Kazuya) 宇都宮大学農学部附属演習林 教授
*石栗 太 (ISHIGURI, Futoshi) 宇都宮大学農学部森林科学科 准教授
梅澤 俊明 (UMEZAWA, Toshiaki) 京都大学生存圏研究所森林代謝機能化学分野 教授
岡山 隆之 (OKAYAMA, Takayuki) 東京農工大学大学院農学研究院 教授
児嶋 美穂 (KOJIMA, Miho) 京都大学大学院農学研究科 研究員
佐藤 彩織 (SATO, Saori) 名古屋大学大学院生命農学研究科 研究員
杉山 淳司 (SUGIYAMA, Junji) 京都大学生存圏研究所 教授
*髙部 圭司 (TAKABE, Keiji) 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻 教授
野渕 正 (NOBUCHI, Tadashi) 京都大学名誉教授
馬場 啓一 (BABA, Kei'ichi) 京都大学生存圏研究所バイオマス形態情報分野 助教
林 隆久 (HAYASHI, Takahisa) 東京農業大学バイオサイエンス学科 教授
林 徳子 (HAYASHI, Noriko) (研)森林総合研究所きのこ・微生物研究領域 主任研究員
平岩 季子 (HIRAIWA, Tokiko) 宇都宮大学農学部森林科学科 研究員
福島 和彦 (FUKUSHIMA, Kazuhiko)名古屋大学大学院生命農学研究科 教授
*藤井 智之 (FUJII, Tomoyuki) 八ヶ岳中央農業実践大学校 校長、森林総合研究所フェロー
*船田 良 (FUNADA, Ryo) 東京農工大学大学院農学研究院 教授
松村 順司 (MATSUMURA, Junji) 九州大学大学院農学研究院 教授
*山本 浩之 (YAMAMOTO, Hiroyuki) 名古屋大学大学院生命農学研究科 教授
山本 福壽 (YAMAMOTO, Fukuju) 鳥取大学農学部生物資源環境学科 教授
*横田 信三 (YOKOTA, Shinso) 宇都宮大学農学部森林科学科 教授
吉田 正人 (YOSHIDA, Masato) 名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授
吉永 新 (YOSHINAGA, Arata) 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻 准教授
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