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離島研究 I
内容紹介人口増加を続ける島、活発な生産活動を続けている島、豊かな自然を活かした農漁業、観光の島など、多様性をもつ現代の島々の姿を地理学的アプローチにより明らかにする。12名の研究成果を収録。続刊 『離島研究 II 』『離島研究 III 』も刊行。
書評・紹介記事沖縄タイムス,2003年7月5日土曜日 頑張っている島に熱い思い。(堂前亮平久留米大学教授評) 西日本新聞,2003年8月10日日曜日 「郷土コーナー」に掲載されました。 琉球新報,2003年8月17日日曜日 「読書」欄に掲載されました。 南海日日新聞,2003年8月13日水曜日 離島の多様性を具体例で示す。 地理,10月号 島で生活することの意味、各島の論理を教えてくれる。 しま,No. 196 島の生き方に対する共感が随所にうかがえる。 新地理,2003年12月号 わが国の「島嶼地域」研究に新風を吹き込む。 地理科学,59巻1号 現時点における地理学の離島研究を束ねている。 地理科学,59巻1号 様々な観点から行われてきた研究を一冊にまとめている。 島嶼研究,第4号 2003年12月 竹内啓一駒沢大学教授評 地理学評論,2004年8月号 浮田典良 京都大学名誉教授評。「地理学評論」は日本地理学会の機関誌。 季刊地理学,Vol.58 No.3 東北学院大学 岩動志乃夫先生による書評。 主要目次は じ め に I 島の特性と結びつき 1章 島嶼地域の計量的地域区分(須山 聡/駒澤大学) I はじめに II 分析データ III 島嶼地域を性格づける因子の抽出 IV クラスタ分析による島嶼地域の区分 V むすびにかえて―多様性の源泉としての島嶼地域― 2章 離島地域における日常生活圏の変化と本土主要都市との結びつき (石川雄一/長崎県立大学) I はじめに II 地域の概観 III 離島居住者の生活行動空間の変化 IV 北部九州の主要都市とのメンタルな関係と実際の結びつき V 各離島地域の地域的特性 VI おわりに―市町村広域合併を控えて― 3章 奄美大島、名瀬の郷友会―組織の機能と空間的性格― (須山 聡/駒澤大学) I はじめに II 名瀬に展開する郷友会母村の分布 III 名瀬在住郷友会の組織 IV 名瀬在住郷友会の活動 V 名瀬―シマ間の相互関係の緊密化 VI おわりに―シマ空間の拡大と混住地域としての名瀬― 4章 伊吹島からの漁民の移動と展開(河原典史/立命館大学) I はじめに―漁民の移動― II 転業をともなう漁民の移動 III 伊吹島漁民の泉佐野への連鎖移住 IV 連鎖移住の諸相 V おわりに―瀬戸内海をとりまく分業システム― 5章 座間味島の観光地化と県外出身者の存在形態(宮内久光/琉球大学) I はじめに II 座間味島の観光地形成と発展 III 観光地化に伴う就業・人口構造の変化 IV 座間味島における県外出身者の存在形態 V 新しい観光形態の展開 II 農業・牧畜の島々 6章 沖縄県渡名喜島・粟国島のキビ栽培の復活とその背景 (賀納章雄/吹田市立博物館) I はじめに II 島の概況 III キビ栽培の状況 IV 栽培復活の要因とその基層 V 伝統と現代性 7章 伊江島の農業展開過程と課題(助重雄久/富山国際大学) I はじめに II 伊江島の概要と農業の動向 III 農業の三本柱―キク・葉タバコ・肉用牛―生産の展開 IV 伊江島農業の新たな課題とその解決 V 伊江島農業の光と陰 8章 隠岐・知夫里島の肉用牛繁殖経営の展開 (大呂興平/近畿中国四国農業研究センター) I はじめに II 知夫里島の概要 III 知夫里島の肉用牛繁殖経営農家の生計戦略 IV 規模拡大を可能にした生産システム V ま と め
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